診療状況

自費診療 / Self-pay Medical Treatment /

当院ではED(勃起障害)、AGA(男性型脱毛症)、ブライダルチェックについての診療も行っております。これらの診療は医療保険を一切適用せず、治療費の全額を負担する自費診療になります。

ED

勃起障害・勃起不全を『ED(Erectile Dsfunction)』と呼びます。当院では自由診療でED治療を行っております。
EDとは、「満足な性行為を行うのに十分な勃起がえられないか、または維持できない状態が持続または再発すること」とED診療ガイドラインで定義されています。つまり勃起に時間がかかる、途中で萎えてしまう、満足のいく性行為ができない場合にEDを疑います。加齢とともにEDの有病率は増えていきます。EDの危険因子として糖尿病、肥満、心血管疾患 / 高血圧、喫煙、テストステロン低下、慢性腎臓病 / 下部尿路症状、神経疾患、手術 / 外傷、精神的因子、薬物、睡眠 時無呼吸症候群(SAS)などがあります。
EDの治療では、これらの危険因子の中で排除できるものと排除し、内服治療を併用していきます。内服薬にはPDE5阻害薬(バイアグラ、シアリスなど)を使用します。

このような症状はございませんか?

  • 短時間、もしくは途中で萎えてしまう
  • 満足のいく性行為ができない
  • 勃起時の硬さがやわらかくなった
  • 勃起時の硬さがやわらかくなった
  • 一度萎えてしまうと、再度の勃起がむつかしい
  • 勃起に時間がかかる
  • まったく勃起しない など

治療の流れ

  1. 1.受付・問診票の記入

    ご来院いただきましたら、まず受付を行います。受付で問診表をお渡ししますので、自費診療欄を〇で囲んでください。
    (再診時も受付で問診表をもらい、自費診療欄を〇で囲んでください。)

  2. 2.医師による診察

    医師による診察を行います。ほかのスタッフは同席しないよう配慮します。
    ED治療薬には、体調によって使用できない方や併用できない薬などがありますので、現在治療中の疾患があるかどうか、既往歴、服用中の薬があるかどうかを確認させていただきます。
    問題なければ、ED治療薬を診察室で渡します。

  3. 3.お会計

    診察が終わりましたら、受付にてお会計をいたします。

治療期間・回数

治療期間
1カ月〜
治療回数
制限なし

費用

基本料金(税込)
項目 初診(税込) 再診(税込)
診察費用
2,700円
1,500円
検査費用
700円
ED治療の診察では問診を中心に行います。血液検査などを行う場合、検査費用が別途必要となります。
治療薬(税込)
項目 容量/費用(税込)
先発薬 バイアグラ錠 25mg
1錠/1,300円
5錠/6,500円
10錠/13,000円
先発薬 バイアグラ錠 50mg
1錠/1,500円
5錠/7,500円
10錠/15,000円
ジェネリック シルデナフィル錠VI 25mg
1錠/1,000円
5錠/5,000円
10錠/10,000円
ジェネリック シルデナフィル錠VI 50mg
1錠/1,200円
5錠/6,000円
10錠/12,000円
ジェネリック バルデナフィル錠 10mg
1錠/1,500円
5錠/7,500円
10錠/15,000円
ジェネリック バルデナフィル錠 20mg
1錠/1,700円
5錠/8,500円
10錠/17,000円
先発 シアリス錠 10mg
1錠/1,600円
5錠/8,000円
10錠/16,000円
先発 シアリス錠 20mg
1錠/1,800円
5錠/9,000円
10錠/18,000円
ジェネリック タダラフィル錠CI 10mg
1錠/1,200円
5錠/6,000円
10錠/12,000円
ジェネリック タダラフィル錠CI 20mg
1錠/1,300円
5錠/6,500円
10錠/13,000円

ED治療によるリスク・副作用

ED治療薬のリスク・副作用には、顔のほてり、目の充血、鼻づまり、頭痛、動機、筋肉痛、色覚変化などがあります。これらの症状がみられたときは内服を中止してください。また、下記に該当する方はED治療薬を使用できません。

  • ED治療薬と併用できない薬を服用している方
  • 重篤な副作用が生じる可能性のある病気の方
  • 心血管系障害があるなど性行為が適さない方
  • 未成年の方
  • 過去にアレルギー反応が起こった方

男性型脱毛症

AGA(男性型脱毛症/Androgenetic Alopecia)は、男性ホルモンの影響による脱毛症のことです。AGAは生理現象であり、徐々に進行し、前頭部や頭頂部の毛髪が薄くなります。
AGAには、DHT(ジヒドロテストステロン)という男性ホルモンが関わっています。DHTは、男性ホルモンの「テストステロン」が「5αリダクターゼ」という酵素によって変化したもので、DHTが毛乳頭細胞に存在する男性ホルモン受容体(レセプター)と結びつくと、髪の毛の正常なサイクルを狂わせてしまいます。

AGAの仕組み

DHTが「毛乳頭細胞」の男性ホルモン受容体と結びつき、毛髪の成長を弱める

AGAの症状は酵素(5αリダクターゼ)のタイプによって発症する部位が変化します。前頭部と頭頂部に症状が現れる場合は「Ⅱ型5αリダクターゼ」、後頭部と側頭部に症状が現れる場合は「Ⅰ型5αリダクターゼ」が関係しており、一般的に前頭部と頭頂部にAGAが現れる場合が多いです。
治療では、薬物療法を行っていきます。使用する薬としては、原因となる「Ⅱ型5αリダクターゼ」の働きを阻害する薬剤を使用します。フィナステリド(製品名プロペシア)、より強力なデュタステリド(製品名ザガーロ)という薬があります。

フィナステリド(製品名:プロペシア) Ⅱ型5αリダクターゼのみに作用
デュタステリド(製品名:ザガーロ) Ⅰ型、Ⅱ型どちらの5αリダクターゼにも作用

これらは日本皮膚科学会が定める「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン」で、国内外の複数の臨床試験で有用性・安全性が確認され、推奨度は最も高いAランクの評価を受けています。

治療の流れ

  1. 1.受付・問診票の記入

    ご来院いただきましたら、まず受付を行います。受付で問診表をお渡ししますので、自費診療欄を〇で囲んでください。
    (再診時も受付で問診表をもらい、自費診療欄を〇で囲んでください。)

  2. 2.医師による診察

    医師による診察を行います。ほかのスタッフは同席しないよう配慮します。
    AGA治療薬には、併用注意の薬や前立腺癌の腫瘍マーカーを下げる効果がありますので、現在治療中の疾患があるかどうか、既往歴、服用中の薬があるかどうかを確認させていただきます。
    問題なければ、AGA治療薬を診察室で渡します。

  3. 3.お会計

    診察が終わりましたら、受付にてお会計をいたします。

治療期間・回数

治療期間
3か月~
治療回数
制限なし

費用

基本料金(税込)
項目 初診(税込) 再診(税込)
診察費用
2,700円
1,500円
検査費用
700円
AGA治療の診察では問診を中心に行います。血液検査などを行う場合、検査費用が別途必要となります。
治療薬(税込)
項目 容量/費用(税込)
先発薬 ザガーロカプセル 0.5mg
1錠/350円
30錠/10,500円
ジェネリック デュタステリドカプセルAV 0.5mg
1錠/250円
30錠/7,500円
先発薬 プロペシア錠 1mg
1錠/300円
30錠/9,000円
ジェネリック フィナステリド錠 1mg
1錠/200円
30錠/6,000円

AGA治療によるリスク・副作用

AGA治療薬のリスク・副作用には、抑うつ、性欲減退、勃起障害、肝機能障害、かゆみ、湿疹などの皮膚症状などがあります。フィナステリド、デュタステリドは女性への処方は認められておりませんので取り扱いにご注意してください。
内服治療は6か月以上続けることにより効果を実感し始める例が多く、治療を中止すると再びAGAが進行してしまいます。

ブライダルチェック

当院では男性用のブライダルチェックを行っております。精液検査や性病・感染症検査を行います。結婚前のみならず結婚後でも検査を希望される場合は、お申込みいただけます。検査結果により治療が必要と判断された場合は、当クリニックで治療を行ったり、肝炎ウイルスやHIVなどで専門の病院に紹介させていただきます。検査結果がでるまでに1週間程度必要です。当院は、個人情報やプライバシーに十分配慮して診療を行いますので、安心してご相談ください。

検査の内容

  • 精液検査
    【検査内容】
    精液量、精液中の精子濃度、運動率など
  • STI(性感染症)検査
    【検査内容】
    • 血液検査(梅毒/HIV/B型・C型肝炎)
    • 男性は尿検査、女性は膣分泌物(淋菌・クラミジア・トリコモナス・マイコプラズマ)
      ※膣分泌物は女性看護師が綿棒で採取します。
上記検査項目のほかにも、追加検査としてウレアプラズマやコンジローマなどの検査も行っております。

検査の流れ

  1. 1.受付・問診票の記入

    ご来院いただきましたら、まず受付を行います。受付で問診表をお渡ししますので、自費診療欄を〇で囲んでください。
    (再診時も受付で問診表をもらい、自費診療欄を〇で囲んでください。)

  2. 2.男性医師による問診

    ご記入いただいた問診票をもとに、男性医師による問診を行います。

  3. 3.各種検査

    血液検査、尿検査などを行います。精液検査は初診時に自宅で採取していただくためのキットをお渡しいたします。

  4. 4.お会計

    検査が終わりましたら、後日検査結果をお伝えする日程を決めます。電話連絡にするか、書面でほしい方は検査結果を取りに来ていただきます。
    (検査結果が出るまでに約1週間かかります。)

  5. 5.検査結果のご説明

    結果表をお渡しいたします。検査結果のご説明は約10〜15分程度です。
    不妊治療が必要となった場合、不妊治療を行っている提携先のクリニック・病院をご紹介いたします。

費用

基本料金(税込)
項目 初診(税込) 再診(税込)
診察費用
2,700円
1,500円
血液検査(税込)
項目 費用(税込)
梅毒 STS(RPR)定性+TPHA定性
3,000円
梅毒 STS(RPR)定量+TPHA定量
3,500円
HIV 抗原・抗体同時測定
3,500円
B型肝炎、C型肝炎 HBs抗原定性、HCV抗体定性
各3,000円
尿検査(男性)/子宮頚管スワブ(女性)(税込)
項目 費用(税込)
クラミジア、淋菌 核酸検出
5,000円
トリコモナス、マイコプラズマ 核酸検出
6,000円

※男性は尿検査、女性は子宮頚管分泌物です。女性看護師により子宮頚管を綿棒で擦過し、組織を採取します。精液は自宅で採取していただきます。

咽頭検査(うがい)(税込)
項目 費用(税込)
クラミジア、淋菌 核酸検出
5,000円
精液検査(税込)
項目 費用(税込)
精子濃度、精子正常形態率 検鏡
3,000円

プラセンタ

胎盤のことをプラセンタといいます。胎盤は母親の胎内で胎児と母体をつなぎ胎児を育てる組織で、臓器の機能がまだ十分でない胎児のために、タンパク質合成・有害物の解毒・ホルモンの分泌などをする臓器です。
プラセンタ注射はこの胎盤から成分を抽出してつくられた薬です。プラセンタに含まれる主な成分としては各種ビタミン、ミネラルをはじめとしてアミノ酸、 細胞再生因子、インターロイキンなどの免疫物質などが含まれています。

プラセンタの効果

プラセンタ療法によって得られる効能・効果は多岐にわたります。各種ビタミン、ミネラルをはじめとしてアミノ酸、 細胞再生因子、インターロイキンなどの免疫物質などが含まれており、そのためビタミン、 アミノ酸による慢性疲労の改善や細胞再生因子のため老化予防であったり、肌がきれいになったり(美白、保湿、コラーゲン生成促進、血行促進など)、免疫物質のため風邪が引きにくくなったりします。

  • 皮膚症状
    肌荒れ、シミ、ソバカス、にきび
  • 自律神経系の異常
    のぼせ、冷え性、便秘、血圧異常、めまい
  • ホルモンアンバランス
    生理不順、生理痛、乳汁分泌低下、精力減退
  • 免疫異常
    アトピー性皮膚炎、ぜんそく、リウマチ
  • 肝補強作用
    肝炎(プラセンタは肝細胞の増殖を助けます)
  • その他
    目覚めが悪い(よく眠れるようになります)、慢性疲労の改善、肩こり、腰痛、目の疲れ、更年期障害の各症状(冷症、倦怠感、肩こり、関節痛)

男性とプラセンタ

プラセンタ注射は、美容やアンチエイジングの目的で投与している女性が多いことから、女性専用の薬という印象が強いかもしれませんが、実は、男性に対してもプラセンタ注射の効果に差はありません。
男性がプラセンタ注射を投与した場合、効果は女性と同様ですが、なかでも男性に悩みの多い育毛についての効果が期待できると言われています。髪の量は男性ホルモンと女性ホルモンのバランスによって変わることが知られており、男性ホルモンが多い方は髪の量が少なく、女性ホルモンが多い方は髪の量が多くなります。プラセンタには過剰に出すぎた男性ホルモンを抑える、という効果があり、結果的に育毛が促進されます。
また、男性の更年期障害にもプラセンタ注射は効果が認められています。疲れやすい、以前ほど元気が出ない、寝付きが悪い、眠りが浅いなど更年期症状でお悩みの方はお気軽にご相談ください。

治療の流れ

  1. 1.受付・問診票の記入

    ご来院いただきましたら、まず受付を行います。受付で問診表をお渡ししますので、自費診療欄を〇で囲んでください。
    (再診時も受付で問診表をもらい、自費診療欄を〇で囲んでください。)

  2. 2.医師による診察

    医師による診察を行います。
    体調や健康状態を確認します。これにより、プラセンタ治療が安全に行えるかどうかを判断します。

  3. 3.治療プランの決定・治療の実施

    検査・診断の結果に基づき、治療の具体的な計画が立てられます。治療の頻度や期間、使用するプラセンタの量などを決めていきます。内容に同意いただけましたら、治療を開始します。注射の頻度や期間は、個々の状況によって異なりますが、週に1回または数週間に1回などが一般的です。

  4. 4.お会計

    診察が終わりましたら、受付にてお会計を行います。継続して治療をされる方は、この際に次回ご来院日のご予約も行っていただけます。

治療期間・回数

治療期間
1週間~
治療回数
制限なし

費用

基本料金(税込)
項目 費用(税込)
初診 2,700円
再診
(診察希望)
1,500円
再診
(注射のみ)
500円
プラセンタ注射(税込)
項目 費用(税込)
1アンプル 1,200円
2アンプル 1,800円
3アンプル 2,200円

プラセンタは現在、医薬品で使用されているものはすべて薬事法で定められており、人間の胎盤を原材料としています。昭和30年代より多くの方に使用されて、重篤な副作用は報告されておらず、あるとすれば注射部位の発赤や硬結ぐらいです。メルスモン製薬のメルスモン注射、(株)日本生物製剤のラエンネック注射はウィルス、ホルモンなどは完全に除去されており安全です。

プラセンタ治療によるリスク・副作用

注射による副作用としては、一時的に皮下出血・疼痛・発疹・掻痒感・硬結などが見られる場合があります。また、未知のウィルス等の感染症を予防する目的から、プラセンタ注射を受けた方は当面の間は献血・輸血ができなくなります。